fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

スマホ決済の仕組みを整理してみる


最近、スマホを変えたことにより、FeliCaが利用可能になった。FeliCaというのは、NFCの規格の一種で、専らおサイフケータイに利用されている。スマホ決済の仕組みが複雑で、階層構造を書かないとなかなか理解できないので、今回そういう絵をかいてみた。大体こういう理解で使えている。まず、何はともあれ日本でスマホ決済を使いたければFeliCa対応のスマホを買うところがスタートラインとなる。そして日本でFeliCa対応のスマホを購入した場合には、大抵おサイフケータイのアプリが入っている。このアプリ上で、支払い方法と決済サービスの紐づけを行うことができる。支払い方法と決済サービスは、紐づけできるものとできないものがある。決済サービスを紐づけると言っているが、JCBやVISAなどの場合、実際には自分がもっているクレジットカードとの紐づけとなる。図に書くと以下のような感じだ。

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さて、一点注意として、お店で利用するときに結構決済サービスの名前をいったり、プラットフォームの名前をいったりしてしまう人が多いのではないだろうか?例えば、メルペイで。とか、JCBで。とか。これは注意なのだが、本来は上記の図のうち、支払い方法を言う必要がある。

実際、例えばクレジットカードなら支払い方法はクレジットカードだとわかるんだけど、iDやQuicPayでは、実際にこの紐づけは交差する可能性があるので、店側はメルペイで。といわれたときにメルペイならiDで決済するんだろうなどという予想を瞬時に行わなければいけない。そんなことをお店の人に求めるのは酷だし。そもそも本質的にこの紐づけが1対1である保証がないのだ。

一番よくないのは、プラットフォームの名前を言ってしまうことで、例えばGoogle Payで。とかApple Payで。と言われた場合、お店の人はそれがiDなのかQuicPayなのか、はたまたSuicaなのか全くわからない。

決済の時にここの部分がわからず混乱している人がもしかしたらいるかもしれないからこの記事を書いた。皆さん、お店の人には図に記載の「支払い方法」を伝えるようにしましょう。

あと、基本的にスマホ決済は少額決済にしか使えない場合が多いので、2万円以上のものをキャッシュレスで支払う場合はクレジットカード決済やQRコード決済を使うのがよいと思います。まあ細かい違いはあるけどそんなの覚えていられないので、そういう感覚で覚えておけば大丈夫です。