fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

AmazonプライムでMR.ROBOTをみた


MR.ROBOTの字幕版を見ようと思ったのだが、日本語字幕はどうやらアマゾン独占配信のようで、途中まで英語字幕のものを見ていたが、結局アマゾンプライムへ加入することにした。どうやら、料金の支払いは、アマゾンプライムの1年の期限がすぎるタイミングらしいので、このまま契約しておいて、ぎりぎりのタイミングで解約すれば、おそらくそのタイミングで引き落としされると思う。すぐ引き落とされるものかと思ったが意外だった。サービスを提供できている間は引き落とさないというのは、要するに後払いということだが、こうしておくと企業側に何かメリットがあるのだろうか。誰か教えて欲しい。

ここからはネタバレを含む。

MR.ROBOTは現在シーズン2まで見ることができるアメリカのTVドラマで、主人公がハッカーである。自分は、ハッカーの映画とか番組は、ことごとくみるようにしている。といっても、映画・ドラマをそもそもあまり見ないので、興味が向けばという感じ。ハッキングシーンにリアリティがないと白けるので、そういう部分がきちんと構成されているドラマは面白いと思う。で、MR.ROBOTは、ぶっちゃけ見終わってみるとハッキングシーンは少ない。が、まあドラマとしては面白い。なんというか、すごく面白いというわけではないんだが、続きが気になるのでだらだら見続けてしまうようなドラマだ。

内容の説明はしてもしんどいので、ハッキングやソーシャル・エンジニアリングのシーンなどで面白かった箇所などを挙げる。

まず、主人公たちが使うOSは、基本的には、Kali Linuxというもので、ペネトレーションテストとかで使用されるディストリビューションらしい。そういうのがあるのか。今度ダウンロードしてみようかな。という印象をうけた。でもいま手持ちのPCが少ないんで、本当はOSいれていないPCに入れるのがよさそう。ところで、OSをいれていないPCのことをベアメタルというらしい。MR.ROBOTの中でもそういう語彙が出てきていた。たしか。

つぎに、携帯電話を利用したシーンだと、Pwn Phoneというのがでてきた。これは多分、アンドロイド端末に攻撃ツールなどを一通り仕込んだようなモノだ。Youtubeで紹介動画をみることができたが、2014年だった気がする。そうなってくると、端末自体のアップデートがされなさそうなので、そういう点は微妙かなと思った。Nexus(いまだとPixel)とかに最新の攻撃ツールなどをいれるような方法の方が自身の端末の穴も防げていいんじゃないかと思った。実際のところどうかは知らない。

あとはWi-Fi受信のUSBドングルを、プリングルスの缶に入れ、缶の口側を特定のWi-Fi発信源に向けることで、そこから飛んでくるWi-Fiの電波を拾いやすくすることができるようだ。これは、カンテナと呼ばれているらしい。缶のアンテナ。英語でもcantenaという。関係ないが、英語でcan。日本語でも缶。発音が似ているので、輸入語かと思ったけど、どうやらただの偶然という説を押したい。もともと中国語ではグアンと発音するからだ。漢字はちょっとちがう。しかし中国人も日本人も当て字が得意なので、当て字精神が何処かの部分で働いた可能性は否めないとは思うが。

あとは主人公が、事あるごとに自分がハックした人物のデータを、CDかDVDに焼いてPC上からは削除していたが、良い習慣だと思った。それで、そのCDかDVDに歌手と曲の名前を書くんだが、こんなことしたら分からなくなるだろ流石に。まあどこかに人の名前と歌手の名前を照合するリストでも作っておけばいいかもしれない。自分の場合は記憶力が弱いので、そういうのは絶対必要だなと思いながら見ていた。

シーズン3が楽しみだ。