色々なコンピューター
NAND回路さえあれば、すべての回路は作れるとか、ライフゲームがチューリング完全とか、そういうあらゆるものがコンピュータというか計算を実行する媒体として機能することができる。そういうものを雑多にではあるが列挙していきたいと思う。
うろ覚えでもとにかく書くので、うそや厳密でない部分が含まれるかも。注意。
電子回路・・・一番オーソドックス。電圧が高い状態を1、電圧が低い状態を0として計算を実行する。
DNAコンピュータ・・・DNAは4つの塩基をもつ。A,G,C,Tという4状態を利用して、計算を実行する。
量子コンピュータ・・・量子の重ね合わせの状態を利用して、計算を実行する。ふつう1ビットは0,1の2状態だが、n量子ビット(qubit)は2のn乗の状態を保持できる。Shorのアルゴリズムが有名。
水コンピュータ・・・電気の流れでなく水の流れで回路を実現しようという試み。これは流体機械という分野が確立している。風のちからなどを利用するものも流体機械に含まれる。特定の計算に有効だったりするのかはよく知らない。水などを使うから非常にクリーンとかそういうメリットが活かせる場所で活躍すると思われる。
正規表現・・・正規表現では、計算を実行することもできる。参考サイト:http://blog.unfindable.net/archives/810
ライフゲーム・・・ライフゲームはチューリング完全ということで、計算もできる。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm19347846
細胞コンピュータ・・・DNAコンピュータの派生みたいなもんか。 http://wired.jp/2013/04/20/bil-gates/
歯車・・・機械式時計などはまさに精密機器の象徴。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm19099728 万年時計の話は面白い。
光コンピュータ・・・というのも考えられているぽい。
2013/8/30追記
最近DARPAがUPSIDEというアナログコンピュータを研究しているらしい。これも注目。
http://wired.jp/2012/08/28/upside/1/
また、以下のwikipediaの記事にアナログ計算機について、色々載っている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF