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fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

宅急便の伝送速度(bps)を考える


最近、twitterで以下のようなものが少し流行った。
Yusk9816's Tumblr • たとえば、2TBのデータを送信するには、常時100Mbpsのスループットが出る回線で48時間送信し続け...

これの元ネタは、南アフリカの通信会社の以下の記事だろう。
南アフリカのインターネット、データ転送速度で伝書鳩に負ける | スラド IT

これは2009年の記事だが、この頃記事で伝書鳩へ運ばせているのは、4GBのメモリスティックとされている。それが2015年の現在では2TBのSDカードがあるのだから時代の流れは早い。

bpsというのは、bit per second。つまり1秒間に相手先に送付できるbit数の数である。

さて、現在の主要な通信のbpsを、自分の家の状態をみつつ、考えてみよう。

まず家のwifiスマホから接続して、SPEEDTESTを行う。
下り46.77Mbps 上り53.07Mbps
大体50Mbps前後でている。バイトにすると(単純にはできないのだが)、大体、6Mバイト/秒くらいか。

これがLTEだと…、
下り34.58Mbps 上り3.76Mbps
このように上りがめっちゃ遅い。バイトにすると(単純にはできないのだが)0.5Mバイト/秒くらいか。

さて、気を取り直すと、現在のNTTなどの契約では理論値1Gbpsのものがある。さらに収容局から場所が近いほどスピードは早くなるが、これは最近ちょっとググれば調べることができる。
さらに法人向けだが、専用線だと100Gbpsなどもある。このくらいないと比較にならないので、これで比較しよう。100Gbpsというと、バイトにすると(単純には..ry)大体12.5Gバイト/秒くらいか。

では丸一日でどの程度のデータを送れるのか?丸一日だと、12.5*60*60*24=1,080,000GBつまり、およそ1PB(1ペタバイト)である。ちなみに、インターネットを100Mbpsとすると(かなりよい仮定をしている)、元の数字が1/1000されるので、丸一日で、1TBである。

ここまでをまとめよう。
専用線で頑張った場合・・・一日で1PB
インターネットで頑張った場合・・・一日で1TB

ここまでいいだろうか。これを抜いていきたい。

まずはインターネットの方で8TBのデータを送るとすれば、丸8日程度かかる計算だ。
ここで、8TBのHDDを宅急便で送る想定であるとしよう。kakaku.com
このハードディスクを宅急便で送って、8日以内につけば宅急便の勝ちである。もちろん、宅急便は値段はかかるものの、速度でいうと楽勝である。
ちなみに、初期コストがかかっていいなら、SDカードを封筒で送れば輸送費はそこまで問題にならないだろう。

さて、次に専用線の速度を抜きたい。
専用線は企業などで使うことが多いので、速度もそれなりである。であれば、物理輸送も大胆に行う必要があるだろう。8TBのHDDが128台あれば、1PBになる。HDDを128台運ぶのは、みかん箱4箱分くらいだろう。例えばこれが10PBを超える勝負になれば、確実に物理輸送のほうが早い。

まとめよう
インターネットでは、1TBを送るのに1日くらいかかる。もっと早く送りたければ物理輸送を検討しよう。
専用線でも、1PBを送るのに1日くらいかかる。もっと早く送りたければ、物理輸送を検討しよう。