fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

エプロンの効果と人間の触覚についての考察


しょうもないことを真面目に考えるのがこのブログのモットーなのですが、今回エプロンの効果と人間の触覚に関して思うところがあったので、書き留めておく。

まず、エプロンは便利だ。特に皿洗いの時に、人間に水が飛び散らないようにガードしてくれる。モノグサな自分としては、エプロンなんてしなくていいや(そもそも家にエプロンがない)と思ってしまうものだが、当然のことながら、エプロンがなければ水が飛び散ってきて不快なわけである。というか、足(太もも)の部分に水が飛び散ってくるのが耐えられない。

そうして、不快な皿洗いをますます先延ばしにしてしまうわけだが、最近、エプロンがなくても、足にバスタオルを巻いておけばいい(洗う予定のやつ)と思い至って、実行したところ、これはなかなかよさそうだ。と感じたわけだが、やっぱりエプロンって偉大なんだな。という思いにもなったわけだ。

そもそも自分のようなものぐさ太郎は、水なんてへっちゃらだ。気合だ。とか思い、その不快指数を軽視しがちだ。(そのくせ、不快なのでやっぱりやらない)しかし、先人はその少々の不快さを取り除くための努力を怠らず、エプロンという物体を作り上げたわけである。

そういう、小さな不快を取り除く努力をすることで、必要なことをやるためのエネルギーを残しておく。という考え方は非常に参考になるなあ。というのが書きたかったことのひとつ。

もうひとつ、足に水が散るあの嫌さって、伸びすぎた前髪が顔の訳わからんところにあたる嫌さにも似ているなと思った次第。例えば、テレビでアフリカの子どもたちが写っていて、よく顔のところにハエとかが止まっても、全然気にしない様子を見て驚いたことがあるが、もしかしたら、人間の肌というのは、常時刺激があることが理解できれば、それを無視するようなしくみが出来上がっているんじゃないかと思った。

例えば自分の場合でも、髪が伸びてきて、今まで触れてなかったようなところに髪があたると、いやな感覚がするわけだが、1週間程度たつと、特に意識しなくなってくる。これは脳のほうで取捨選択が行われているのかな。などと思っていたが、実のところ、肌のほうでかなりの処理が行われているのかもしれない。

以前、GIGAZINEで見つけた面白いニュースに以下のようなものがあった。

これによれば、人間の皮膚は触れるものの幾何学的な形状のデータを脳に送っているということだ。

もしかすると、前髪がいつも皮膚にあたる人は、髪の幾何学データをもっており、それをすぐに脳が髪の毛(無害)と判断して、何もしないという判断を下せるようになっているのかもしれない。

また、このように触覚のもつポテンシャルが高いとわかった現在、情報を人間にInputする手段として、視覚や聴覚、嗅覚のみならず、触覚というのを掘り下げてみてはどうだろうか。(今のところ、触覚を利用しているデバイスで有名なものといえば、携帯のバイブくらいだろう)