fastapple's blog

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「漠然とした不安」というけれど


よく言うのが、「漠然とした不安」ということである。これは「将来にたいする漠然とした不安」というように、未来に対するものとして使われる。不安とは、未来に対しての悪い予測のことであり、専ら未来に対して使われる。そして、漠然とした不安とは何かというと、まさに漠然としている事こそが不安なのである。どういうことかというと、よく人は予測不可能な幸せよりも、予測可能な不幸を選ぶという話がある。つまり人にとっては、なんとかやっていくことが至上命題であり、生きるか死ぬかのようなギャンブルはしたくないものである。つまり不確定要素そのものが恐怖なのである。だから漠然とした不安を解消するには、まず何が発生した場合を恐れているのかというのを具体的に思い浮かべてみることである。そしてそれがどうやったら回避できるのか?確率的に、論理的に考えていく。そうするとだんだんどうしたらそれを回避できるのかが見えてくるはずだ。いや、すぐには見えないかもしれないが、未来の不安を形にしていくことが大切だ。そうすると、漠然とした不安と思っていたものが、単純に、「目を背けていた予測可能な危機」であることが明らかになってくる。そこまで明らかになっていったら、今度はそこに対して個別に対応策を練っていくことだ。その時に非現実的な枠の中で考えてはいけない。それは妄想と一緒だ。実現可能な枠の中で考えること。そうするとだんだん、取るべき手段が見えてくるはずだ。そうなったら、あとはそれをやるだけ。その時には少し不安も減っているかもしれない。いや、人間予測可能になってくると、その時出来ることもおよそ限られてくるものだと思う。その中から最良の手を選んでいくしかない。問題を解決する魔法の杖はない。ただ、今よりマシなものをちょっとずつ見つけていくこと。よいと思うことはやってみること。そういう積み重ねでやっていくしかない。それに尽きると思う。だから現実的ではないと自分が思うような目標を掲げたときに、それは急に目標ではなく、漠然とした不安に変わってしまうんだと思う。常に目指すのは等身大のほんの少し上だ。そういう気持ちでやっていけたらいいなと思う。(深夜のテンションで1日に何記事も書いているけど、1日に1つだけあげて次の日用に貯金?しておいてもいいけどまああんまり考えずにだらだら書いた方がいいかもしれない。自分のために。あとで日記的な意味もあるし。というかもともとブログって日記だろうし。)