相手の屁理屈に対する対応
とある人に屁理屈を言われた場合に、どう対応すればいいのか。
基本的な考え方をまとめたので、自分用のメモとして記載しておく。
・屁理屈はほぼ、感情の問題である
大前提として、世の中の問題は2つ、感情の問題と、論理の問題に分れる。
そしてほとんどの問題は、実は感情の問題である。ある問題がどちらに分類されるか、少し考えればすぐにどちらかわかるようになっている(大抵の場合)。
・感情の問題に、理屈を持ち出したとき、屁理屈になる
上記から、屁理屈がいつ生まれるのかというと、感情の問題に論理(理屈)を持ち出した瞬間であることがわかる。では、屁理屈にはどう対応すればいいのか。
・屁理屈に論理で応戦しない
屁理屈は既に持ち出した時点で誤った論理によって構成されている。これを論理的にたとえ正しく反論したとしても、もともとの感情の問題が払拭されるわけではない。原因は別にあるからだ。つまり、屁理屈に直接反論するのは、よいやり方とはいえない。実際これで失敗した。ではどうすればいいか。
・屁理屈は、感情の問題に直す。
屁理屈を言われた場合、それを否定も肯定もしないことである。そして、ひとこと、根本的な相手の感情に配慮する言葉を投げかける。それでも相手が屁理屈を持ち出して場合はどうするか。やはり無理やり感情の話に戻すことである。なぜなら、もともと屁理屈は感情の問題を無理やり論理の問題にすり替えたものであるので、相手と同じようにやっても、この場合、違和感は全くない。
以上のように、相手の屁理屈に対する対応について書いておいた。
追加で、気を付けたいのは、結局感情の問題を、論理の問題に置き換えてしまいそうな危険信号を感じ取ったら、速やかに回避することである。そうすることで、そもそも相手側に屁理屈を言わせる機会を作らせないようにすることができる。これは少し実践が必要かもしれないが、常に意識しておきたい。