fastapple's blog

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GPSの緯度、経度の数字から、自分の居場所を瞬時に当ててみよう。


 タイトルのようなことが出来たら面白いなあと思い、ちょっと考えてみました。タイトルはちょっと大げさかも。すみません。たぶんその筋の?方はこういうの慣れているんでしょうけど。

 最近の携帯電話には、まず間違いなくGPSの機能がついており、自分の居場所をすぐ知ることが出来ます。ただし、これは数字のデータとして来るもので、それを、「通常は」地図アプリなどにいったん反映して確認することになります。これを数字から瞬時に当てられたら、なんかカッコイイ・・。

 まず、緯度と経度がどういうものかについて、知っておく必要がありますが、ここで説明するのが大変面倒なので、分かりやすかったサイトへリンクを貼っておくので、とりあえずここの地球の断面図のようなものをみれば、大体把握できるはずです。
http://www.aokids.jp/others/keiido.html

 さて、これで緯度と経度の概要については分かりました。地図的には、上にいくほど緯度(N)が増える! 右(東)にいくほど経度(E)が増える! と覚えておけば大体おっけーです。
 緯度と経度の図り方にもいろいろあるようなのですが、現在の主流は、WGS84というものらしく、GPSからもらうデータは大抵の場合、このデータです。この数字を脳内変換して場所にマッピングすればいいわけです。当然ですが、普段行くような場所の大体の緯度、経度が分かっていなければ、この脳内マッピングもできません。普段自分の行動範囲の緯度、経度を確認しておきましょう。
 確認によいと思われるサイトがこれです。
 http://wikitools.web.fc2.com/geo/ (ジオロケーター)というサイトで、google mapのピンを目的の場所に配置すれば、その場所の緯度、経度を表示してくれる優れものです。しかもこれはさっきいったWGS84測位系のものですから、そのまま利用できます。これでよく行く場所の緯度、経度を覚えておけばOKなわけです。
 それでは例として東京駅の緯度、経度を調べてみましょう。ちょっと画像が小さいかもしれないですが、
f:id:fastapple:20120220233528j:plain
 およそ、北緯「35°40'50"(35度40分50秒)」東経「139°46'(139度46分)」のところにあるということがわかると思います。1度=60分、1分=60秒であることに注意してください。このサイトでは秒の小数点第二位まで表示されます。これだけ分かれば十分です。ちなみにGPSで測った場合は、精度はともかく表示は小数点第三位まで出てくるようです。
 ちなみに、緯度については、1秒増えるとおよそ30.9m北上したことになるようです。
 こんなのなかなか覚えられねーよ!と思うかもしれないですが、日本列島に限っては実はあまり覚えることが少なくても、結構位置がわかることに気付きました。ご存知のとおり日本列島は大雑把にいうとバナナのような形をしているので、(大雑把過ぎるというのはおいといて)、局所的には緯度か経度のどちらかを覚えておけばOKな場合が多いです。例えば「本州の東日本、四国」は横に伸びているので緯度、「九州、東北、北海道」はたてにのびているので経度を覚えれば大体OKになります。かなり適当ですが図をかいてみました。(ごめんなさい。)f:id:fastapple:20130406030920j:plainこれをみると分かるとおり、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡などの主要都市をそれぞれ緯度で覚えておけばかたいです。
 札幌141°東京139°名古屋136°大阪135°福岡130°を覚えておきましょう。
そして実は北緯は東北、九州以外では割と狭い範囲にあるというのも覚えやすさに貢献してそうです。