fastapple's blog

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ストレス、失望、無気力への対処


よく人間の悩みは、ストレスという言葉に集約されることがあるが、実際には、タイトルのように「ストレス、失望、無気力」など個別の症状があり、それぞれに応じて必要な対応の考え方が違っているんじゃないかな。と、思ってこのエントリを書いてみる。

・ストレス
例えば、会社でイヤな上司がいるとか、要するに自分にとってストレッサーが確実に存在している場合に、ストレスがかかる。ストレッサーがいない場合にはストレスはかからない。ストレスから回避するための一番の手段は、ストレッサーにストレスを受ける機会を減らすことを考えるのが一番だ。つまり、絶対的な回数、時間を減らせるように考える。だが、それでも回避できない場合もあると思うので、そういった場合に、ストレス発散が必要になってくる。仲のよい友達と会話するというのもいいし、自然に触れ合うことや他の世界をみることで、大きな世界とストレッサーの存在を比較することで、ストレッサーの存在の小ささを認識することもよいと思う。自分からストレッサーにコンタクトを取るなどはもってのほかなので、絶対にやめたほうがいい。そんな事に使っている時間はないはずである。ストレスがない時に、思い切り遊んでもいいし、生産的なことや、自分の将来のためになることをしていくことで、ストレス耐性の貯金がたまっていくと思う。なお、肉体的に疲れているときは、その回復にも主眼を置いた方がいい。

・失望
ストレスが他人から与えられるいやなこと、つまりマイナス要素だとすれば、失望というのは、他人に自分が期待したことがうまくいかないということ、つまりストレスが単純なコストなら、失望はサンクコストである。ストレスと失望では対処法が異なる。ストレスも失望も、自分のリソースを奪われてしまうという点では一致している。失望があるとき、なるべく他の事に集中できるような環境に意図的に身をおくようにする。その時の自分にできる限りでいいので、なるべく生産的なことをするように心がける。例えば、失恋などなら、失ったものと引き換えに時間というリソースを得たはずである。それを有効活用することを考える。もちろん、疲労が蓄積していると感じるなら、十分に休養を取ることが大事だ。失望のない時に、なるべく生産的なことをしておいたり、自分のやりたくないことを回避する手段を増やしておくのが重要だ。つまり、暇なときにはナイフを研いでおこうということである。

・無気力
これは、過度のストレスや、絶望ともいえる失望によって引き起こされる。無気力になってしまうことが人生において何度かあるのではないだろうか。その時のために、できる限り自分にセーフティネットをかけることを普段は意識するといいと思う。ただ、一度無気力になったら、とことん休むことも重要である。人間は極限状態になると回避と戦闘の2パターンから選ぶような思考になる。できる限り、ギリギリまで回避をして、それでもだめなら戦闘を考えること。ただ、その場合は短期決戦でやることが重要。とにかく休むこと。例えば2やれるときに2をやって、5やれるときに5やって、1しかやれないときには1やる。というような考えが重要だと思う。あと、しんどい時にはしんどいアピールも大事だ。

色々書いたけど、人間関係で与えられるストレスには、もっと大きなものを見つめていくことが、そんなものに気を囚われないために重要だと思う。