いまの自分の年齢を考えるとやっぱり人間はずるずる年をとっていくなあと思う。
自分の実力を棚に上げればまだまだやりたいことはたくさんある。
生きているとそれなりにいろいろなことがあるが、やっぱりどうしても変な世界に入り込むことがある。
たとえば仕事をしていても、仕事をしている自分が本来の自分とは思えない。
ソーシャライズされた自分が、本来の自分とは思えない。
かといってその反動で、欲望に身を任せる自分をまともだとも思えない。
用意された娯楽を楽しんでも。
それでも音楽を聴いているときに、まともさを実感することがある。
音楽の根源性というのが、自分の安心材料になるのかもしれない。