OK,Google(キレぎみ)
最近、Googleの音声認識が割りと使えるようになってきたので、特にアラームの設定とか、車のナビゲーションとかで利用するようになってきた。
昔、インターネットの読み込みが遅いとき、よくマウスのボタンを連打したりしたけど、それって「早く表示しろよ」という怒りの感情が表に出てしまっているんだよね。
最近は、Webサイトの読み込みとかもたいていは非常に高速なので、そういうことをする気持ちがなくなってきた。
だけど音声検索が発展途上で遅いので、また、そういう自分の怒り・ストレスの発露というものを、また感じるようになってきた。
しかも、音声検索の場合、怒りが声に乗るので、怒ってGoogleアシスタントに命令しているような感じになってしまう。
あまりそういうふうにはしたくない。機械に向かって怒っている自分という構図がわりと恥ずかしいと思う(笑)
でも最近、OK,Googleというのが日本語的にすごく発音しづらいのも問題じゃないかと思えてきた。
つまりGoogleアシスタントにも改善するポイントはあると思う。もっとも、何か技術的な課題を抱えているのかもしれないが。
OK,Googleというのは、発話を開始する合図としては長すぎる。
これはもっと短くしてほしい。この点はアマゾンはうまくやったと思う。「アレクサ」というだけでいい。しかも、普段の生活の他の場面で「アレクサ」なんていうことはほぼない。4音節。このくらいの長さでいいと思う。Appleだって「ヘイシリ」で、4音節である。「オーケーグーグル」は、長音をカウントしないと、日本語で5音節である。これまでの中で発話に一番時間がかかる。正直、自分の好きなように設定させてほしい。ついでに、「コルタナさん」は、6音節だが、長音を含まないので「オーケーグーグル」より早く発話できる。ちなみに、Google Homeでは、「ねえ、グーグル」でも使えるようにしたらしい。これはよい判断だった。だけど、これでも長いとは思うが。ちなみに「アレクサ」は通常女性の名前らしい。女性の名前を呼ぶときにあんまりキレ気味で発音することはなくなるだろう。よく考えてあると思う。日本でも日本式の女性の名前にすれば解決だと思う。3文字で最後は子で終わる名前とかがいいんじゃないか。
会話を聞き取ってくれたのかどうかすぐわからない。
何かGoogleアシスタントに話したら、聞き取り中のときと、聞き取った結果を解析中のときで、「4つの点のアニメーション」が異なる。これはいい演出だと思う。これを見れば、解析中なんだというステータスがわかる。だけど、音声検索をしているシチュエーションで、このアニメーションを見る余裕のあるシーンがいくらほどあるだろうか。解析中の間、なにか音を流しておいてもらうことは出来ないんだろうか。SkypeとかLINEの着信音みたいなやつでいいんだ。それを流すかどうか、オプションで選べるようにしてくれるとうれしい。
と、なんか色々愚痴を書いたけど、音声検索がもっと快適に使えるようになれば解決する問題だろうとは思う。