fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

趣味でつながる出会い系サイトって、少し筋悪だと思う。


世の中には色々な出会い系サイト、マッチングサイト、婚活サイトが蔓延っており、どれも色々な特色を打ち出している。ぼくは、マッチングサイトが出会いを増やすか?という問いに対してはYESだと思っている。そして、マッチングサイトが従来の出会いより「相性のいい」相手を見つける手段になりうるか?という問いに対してもYESだと思っている。最近流行りのAIによるパターンマッチングの能力を最大限に活かすことが出来るのが、こういった市場ではないかと思う。出会い系サイトが一大マーケットであることに異論の余地はない。

それを裏付けるような調査結果も出ている。米シカゴ大学の研究によると、ネットで出会った夫婦の方が、それ以外の出会いで出会った夫婦よりも幸せな結婚生活を送っているという結果がでている。(引用は、Natureダイジェスト)

ネット上で出会った夫婦の方がうまくいく? | Nature ダイジェスト | Nature Research

出会い系サイトは様々なファクターを調べることが出来る要素を追加したほうが、男女がお互い納得のいく出会いが生まれる可能性が高いだろう。なので、趣味を表示したり、相手の趣味を検索することができるような仕組みはあったほうがよいと思う。ただ、同じ趣味の相手とつながるのがよいかどうかというのは、一概には言えないと思う。例えば、編み物が好きな女性は編み物が好きな男性に強い興味を示すのだろうか。或いはサッカーが好きな男性は、同じようにサッカーをしている女性に強い興味を示すのだろうか。このように考えると、相手の趣味と自分の趣味が一致していることが重要なファクターだとは思えない。例えば、年齢が近い男女同士をマッチングするような出会い系サイトを考えてみても、同様に筋悪だと思う。要するに、まず1つ目に、自己との同一性(趣味や年齢が近いこと)が相性のよい相手であることとはいえないと思うこと。2つ目に、選択肢が意図せず狭まってしまうこと。この2つの要素が、出会い系サイトを筋悪にしてしまう要因だと思う。

例えば、登録されたデータ、心理テスト、顔、体型などの情報から検索を可能にすること。そして、AIによって相手のレコマンドを行うこと。さらに他の企業などと連携してデートプランなども提示できると尚良いと思う。更には、自分が気に入った人に対してアピールするために自分に必要なことには何があるか?などもわかるようにすれば自己研鑽の場にもなっていいのではないかと思う。AIによってそういった条件もある程度シビアに指摘すればいい。そして、ダイエットや健康食品の企業などと連携すればよいと思う。