【書評】量子コンピュータとは何か を読んで
さてこの本、アマゾンで星が平均4つくらいだったので読んではみたが、正直わかりづらい。知っているところはもともと知っているし、知らないところは読んでもよくわからない。おそらく訳のせいではなく、もともと読みづらいんだろうなと思う。飛ばし飛ばしよんだ。この本に書いてある用語を足がかりに色々他の本を読んでみるというのはいいかもしれない。
制御NOTゲートについては、もうちょっと読んだらもう少しわかるようになるのかもしれないが、いずれにしろこの本だけではあまりわからないような気がする。
タンパク質の折りたたみの速さが、速過ぎるというのは面白い話だ。ちょっとぐぐったところ、タンパク質の折りたたみは「フォールディング」とよばれるらしい。
タンパク質が安定に折りたたまれるために、すべての候補を探すことは現実的な時間では無理なはずだが、実際にはタンパク質はすぐに安定に折りたたまれる。(レヴィンタールのパラドックス)
これを解決する考え方として、タンパク質はあるときから、同じ経路で(同じ方法)で折りたたまれる(つまりどのように折りたためばいいか予め知っている)という考えがあり、
それを「フォールディングファネル」(折りたたみの漏斗)というらしい。
しかし、その経路が実際何によって上手く与えられているのか?というのはどうやら現在でも未解決の問題であるようだ。
フォールディングファネルの図は、下記のPDFが理解しやすい。
https://division.csj.jp/div-report/08/0810905.pdf
ざっと読んで、どういった語彙が関係があるのかを知るくらいなら、いいかもしれない。