新ネットワーク思考

バラバシの新ネットワーク思考を読んだ。この本は、以前からバラバシのバースト！と並んで気になっていた本だ。世界はべき乗則に支配されているということらしい。この本、出たのが2002年だが、この文章を書いているのが2015年で、もう13年も経とうとしているが、この頃から機械学習などに言及していることに驚いた。一方で、この本の予言のようには、まだまだ医学方面は発展していないようである。しかし、着実に進歩しているのは確かだろう。気になったキーワードをマインドマップにまとめた。

さて、ランダムという言葉は難しい、一般的にランダムグラフというと、各ノードのもつリンクが平均的に均等な（ポアソン分布）に従うものを指すようだが、自然界にはこういうランダムより、この本にあるようなスケールフリーグラフになることが多いということのようなのだ。と、すると、今までポアソン過程に従うとされていたようなことでも、よくみるとスケールフリー（べき乗則）に従う。といったことがあるかもしれない。事象をみて、それが直感的にどのような分布法則をもっているか直感的に判る事ができれば、世界が広がりそうだ。