「実行できない病」があるとすれば、まさに自分がそうかもしれない。
もちろん、それなりに行動しているかもしれないが、ほとんど思いついたことをそのままやっているだけだ。
もっとシステマチックに行動を制御できるかもしれない。とかんがえる。
でも、そういうのを考えても、もっと良いやり方があるんじゃないかと思って実行できないのだ。
実行している間にいろいろ浮かんでくる。本当にこの方法がベストなのか?もっといいやり方があるんじゃないのか?そして遅かれ早かれ、やらなくなる。
この「実行できない病」を克服するには、考え方もバージョン管理するべきだと思った。
基本方針 バージョン0があるとすればそれは、思いついたことをそのまま実行する。というものだ。
もちろんそんな事でうまくいくはずがない。それは正しい。ただ注意したいのは、結局すべては、まず、このバージョン0 「思いついたことをそのまま実行する」というところから始まる。
もっといい考え方があるはずなら、それを考えてまずは稚拙でもいいからバージョン1を作ってみる。
バージョン1で行動しながら、弱点があるなら、それを克服したバージョン2を作っていく。ただし、実行をないがしろにしないで、「バージョン1で行動しながら」バージョン2を作っていく。
そして、機が熟したら、バージョンをアップデートする。
プログラムでもなんでも、作っている途中のものは動かない。動くものをつくってバージョン管理する。
計画、考え方も同じかもしれない。ずーと計画を立てなおしているだけじゃ何もできない。まずは形にして、そこからバージョン管理をすればいいんじゃないだろうか。
そんなことを思いついたので、書いてみた。