deprecated
内容が古くなって、全体的にもっとよいやり方があるような場合には、記事の先頭にdeprecatedをつけていくことにしたいと思います。
20150701追記
最近はまたツールなどが変わっていている。そもそもこういうブログ記事で紹介すると、古くなるのも早いわけで容赦してほしい。また、記事を書きたいと思っている。
その2となっているが、別にその1は読まなくてもいい。
やっぱり1年も経てば、TODOの建て方も変わってくるものだ。
それが時代が変わったからなのか、自分が変わったのか、
或いはその両方なのか、なかなか判断が難しい。
とりあえず、最近(2014年梅雨ごろ)思いついたやり方を書いておく。
いつもTODOが溢れて、手に負えなくなっていたが、
ようやくわかったことがある。
TODOリストになんでもかんでも詰め込み過ぎだ。
人間がやるべきことは本当はすくない。
よくあるだめなパターン(いわゆるアンチパターン)として、
大量のやりたいことに埋もれて、やるべきことが埋もれているTODOリストがある。
まさにこれを作ってしまっていた。
しかもやるべきことはたいてい重要で、数が少ない。
だから、必ず埋もれる。これではよくない。
今日、どうすればいいか考えて、ようやくスッキリした。
なので、ここにその方法を書いておく。
もちろんどんな方法にも欠点はあるはずだが、それは今後浮き彫りになってくるだろう。
原則.TODO と WANT TODO は分ける。
本当に大事で、必ず分けなければいけない。
そのために、これらは異なるツールで管理する。
TODOとWANT TODOの比率は、 月日が経つと、 1:100 くらいになってくる。
WANTばかり増えていき、やりたいけどやれないことのリストを毎日見てたら、
フラストレーションがたまって、そのうち見るのも嫌になるだろう。
TODOリストには厳選したものを入れる。
その代わり、TODOリストは必ず毎日みるようにする。
WANT TODOは心的リソースがあるときにみるようにする。
こうすれば、TODOの取りこぼしも無くなる。
ツールを選ぶ基準として、TODOにはリマインダーが付いているものを選ぶ。
WANT TODO は、リマインダーがついていなくてもいい。
まず、TODOの管理として、おすすめのツールは、以下の2つのandroidアプリ。
Cal と Any.do である。
以下のGigazineの記事が非常によくまとまっているので、解説はこちらに任せる。
Calは必要に応じてデフォルトのgoogle カレンダーと使い分けるといい。
http://gigazine.net/news/20131205-any-do-cal-for-android/
さて、肝心なことは、何を TODO として、何を WANT TODO とするかだ。
簡単にいうと、「忘れたら心配なもの」をTODOへ入れる。
では何を忘れると心配か?
そこで、使える指標が、
「し(死)、かね(金)、やくそく(約束)、きまり(決まり、法律等)」
である。
「しかやき」(鹿焼き)と覚える。物騒な名前だが。
なんでTODOリストなんて作るかというと、忘れて大変なことにならないか不安だから、
というのがまず前提条件としてある。
今まではそこになんでもかんでもやりたいことを突っ込むからごちゃごちゃしてしまっていた。
では、心配になることってなんだろう。とかんがえると、大体以下の4つに当てはまる。
死に関すること:要するに健康に関することだ。自分の健康、誰かの健康。それに関するTODOは大事だ。
お金に関すること:例えば、何か重要な支払いがあったり、お金の計算が必要なことがあれば心配なのでTODOへ入れる。
約束に関すること:誰かと約束をすっぽかしてしまうことは心配だろう。ダブルブッキングなども心配だ。だからTODOへ入れる。
法律や決まりに関すること:例えば免許の更新を忘れたりするとかなり面倒で心配だろう。こういうのもTODOへ入れる。
こういう感じで、TODOリストへは厳選したものを入れる。
残ったものは、WANT TODOで管理する。
では次に、WANT TODO は何で管理するのがいいだろう。
Trelloというツールがあり、複数人でのプロジェクト管理などもできるのだが、
これを使うのがいい。
またしてもGigazineが良い解説記事を書くので、使い方はそれを参照。
http://gigazine.net/news/20140402-trello/
さて、使い方がわかったら、一つ private なボードを作って、
その名前を WANT TODO とかにしておく。
あとは、そこへWANT TODOを書いていけばいいのだが、
ここでも、次のようなListをつくると捗る。
・yet (for word)
・yet (for law)
・yet (for money)
・yet (for time)
・yet
・Doing
・Done
まず、yet(まだしていない)が、5種類ある。
実はこのうちの4つ(for~となっているもの)は、先ほどの「しかやき」に対応している。
まず、死に対応するのが、for timeで、ここにはこれをやると時間の節約になるものを入れる。
しかしこれは、死とは少しずれているので、for timeとしているわけである。
そもそも本当に死が差し迫っているのなら、WANT TODOではなくTODOの方に十中八九入るだろうから、
for not deathのようなものは不要だろう。
だがもし健康に気を使う人は、for healthを別で作成してもいいかもしれない。
次に、for lawは「き(きまり)」に対応している。
for moneyは「か(お金)」、for wordは「や(約束)」に対応する。
その他のものを、yet (forなし)にいれる。
これで、例えばお金に気を使いたいなら、for moneyにあるタスクを上からやればいいようにする。
時間を作りたいなら、for timeにあるタスクを上からやればいいようにする。
そういうふうにすれば、すぐとりかかる必要もないし、スッキリする。
あとは、サイクリックにやる必要のあるタスクは、別のアプリで管理するといい。
おわり。