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fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

人間の脳のその思考の遅さについて


最近、自分の思考の遅さに辟易することが多い。特にプログラムを組んだり、少し複雑なことを考えているとき。すぐ思考を放棄してしまいたくなるが、それではダメだと思って考えなおすようにしている。(しかし、高頻度で失敗してそのまま考えるのをやめてしまう)

自分が何をしたいのか、どういうアイデアがあるのか。漠然としたものは、割りと早い段階で多くの人が持っているのではないかと思う。しかし、いざそれを実行に移そうとして、脳を働かせると、途端に問題の複雑さに気付いたり、莫大な時間がかかったりする。なので、ほとんど画期的なアイデアというのはアイデアのまま終わってしまう。実行力が伴わないせいだ。

問題を整理する。まず、一つ目の問題は、何かを実現しようと思った時に、いざ実行しようとすると、もはや脳が追いつかなくて、莫大な時間を前にして呆然としてしまうことだ。この問題の解決策としては、もう脳の思考はやりたいことに比べて、途方もなく遅いということを認めてしまって、千里の道も一歩からの精神で問題に着手することである。これがひとつ。そして、これが最も健全な解決策ではないかと思う。以下は妄想の未来予測。

人間の脳がこれから発生する諸問題に対して、もはや限界に近づいているという記事はいくつもある。例えば以下の記事だ。
http://youpouch.com/2011/08/08/100042-2/

しかしながらこれによると、人間の脳がもっと働くためには、もっと莫大なエネルギー(酸素など)が必要で、エコではないという問題が指摘されている。まてよ、エネルギーを自分の脳へもっと与えれば、自分の脳はもっと働くだろうか?ちょっとにわかには信じがたいが、確かに酸素吸引とか試したことがないし、試してみてもいいかもしれない。

例えば、全部コンピュータに任してしまえばいいのでは?というのは、的を得ているが、少し考えてみると、コンピュータにできることをコンピュータにまかしていくと、コンピュータは人間からすれば十分高速なのだから、結局ボトルネックというのは、人間に来てしまう。

この問題は、割りとすぐ近くの未来でやってきており、その解決策がいわゆる「サイボーグ」である。サイボーグはアニメなどでも話題になっているから、実際のところ、それが一番本物の未来に近いのかもしれない。攻殻機動隊とかそういうイメージだ。RD 潜脳調査官というのもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/RD_%E6%BD%9C%E8%84%B3%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%AE%A4

まだまだコンピュータにはできない仕事が残っているが、しかしながら最近その一部であったはずの「分類」という作業が、機械学習などでコンピュータへお株を奪われ始めており、一つのパラダイムシフトが発生している。これからもどんどん人間の、そのボトルネックが無視できないレベルになってくるので、そうすれば、やはり人間はサイボーグになって、その隙間を埋めるしかないのだ。

また、コンピュータというのは決まりきった仕事はうまいが変化に対応するのは、まだまだ得意ではない。つまり、施政者、というか、法を作り出す立場の者というのは、ある程度大きな力をまだ維持できる。必ず、法が先に変わって、その後それに合わせてコンピュータが最適化するからだ。もちろん最近はその例に当てはまらないものが増えてはいるが、まだまだコンピュータは部分最適であって全体最適ではない。法を提案できるコンピュータがいれば、また違ってくると思うが。

そういう意味では、直近の未来では、ハック VS 法 、 hack vs law という構図ができてくる。そして今はまだ、hack<lawなのである。そして今後、ハックを担い、この構造を逆転し得るのは、サイボーグである。そして、次のパラダイムでは、もはや常に hack>law という構図になってしまう。これがハッカーの一時勝利である。その後、施政者の側も、サイボーグ「的」となり、もはやルールはすごい速度で動的に変わるようになると思われる。これはおそらく2050年代には、そういう時代になると考えている。

さて、こんな妄想をしても、現実問題に対応するためには、やっぱり難しい問題を根気強く考えたり、酸素を補給したり(効果はどの程度か不明だが)、本を読んで見識を広げたりするしかない。

とりあえずこの駄文はこの程度にしておいておこう。

追記:2014/6/6 誤字を修正した。