fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

未来の物流ネットワーク


今日は未来の物流ネットワークに関する妄想を書いておきたい。

正確な時期や、実際の方式がどのようになるかはわからないが、将来的にモノとモノをつなぐインターネットが各家庭に張り巡らされるのではないかと思っている。例えば今、モノをある地点からある地点まで送るのに必要な経費が、品物にもよるが、およそ1000円程度である。一ヶ月に5つ送れば5000円程度になる。しかし、実際に一般家庭ではそんなにモノを送ってはいないのではないかと思う。理由の一つとして、モノを送るというのは、それを包むものを用意してコンビニなどに出しに行くのが結構な手間であり、心理的障壁になっているのではないかと思う。

2030年には、モノを運ぶためのインフラが各家庭に配備されるようになり、モノのインターネット(といっても、IoTなどではない)が文字通り普及するのではないかと思う。

とは言っても、おそらく自動運転などの技術のほうが先に普及するので、現状の方法でも物流にかかるコストというのは、まだまだ減る傾向にあるので、実際はこのようなEndToEndのインフラを普及させるのは、そちらのほうが効率がよいとわかったとしても時間がかかるかもしれない。

おそらく自動運転が物流に本格的に使用されるようになるのは、2018年頃からではないかと思うので、それから12年程度で、方向転換というか、もののTCP/IPのようなものが普及するのはもう少し時間がかかりそうである。

・実現方式について
RFIDなどをモノをいれるハコにつけておき、幹線のフロー制御はそのRFIDタグを元に行うのがいいと思う。しばらくは、運送業者とモノのネットワークのハイブリッド方式で実施するのがいい。おそらく普及すれば、いまの物流量の10倍程度のモノが、モノのインターネットを流れると思う。送付先のIPアドレスなどを指定してモノを送付できれば未来的であるので、是非そうしたいところだ。