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fastapple's blog

時系列関係なく、情報を追記・分割・統合などします。ブログに記載の内容のうち、引用ではなく、私自身が記載している文章・コードなどについては、自由にご利用ください。

福清话 数字編


福清话で数字をなんというか?また、ちょっとした説明を書いていく。

  • 1~10までの表現

一 ɛ ・・・日本語のエ、だが、最後ちょっと口をイの形にして発音を終える。声調は軽声ぽい。ちなみに、後続の文字があるとき、yi-のように聞こえるようになる。これは口の形がイで終わるので早くしゃべるとそれが残って聞こえると思われる。
二 nei44 ・・・日本語ではネイ。声調は北京語の4声でいい。(北京語の4声は強いので44で表すこととしたい。)なお後続の文字があり、かつ早くしゃべると、真ん中のeがほぼ聞こえず、ni- みたいになる。
三 θan44 ・・・頻出の、thの音。サンとファンの中間のような音。多分最初聞いても音としてよく認識できない。が、慣れてくるとわかってくる。
四 ðei3 ・・・これむずかしいが、英語の(they)が北京語の3声で、thより、f成分が強い感じの音。
五 ŋo4 ・・・まず、4声ぽくさがるが、北京語ほど激しくは下がらない。日本語で、「缶」とか「パン」とか発音する時の落ち方のイメージ。耳だけだと「もー」みたいな音に聞こえるが、口を閉じてはいけない。のどのおくから、んごーみたいなかんじで、のどを閉鎖して声をだす。難しい。
六 ne! ・・・このまま軽声で北京語読みでいいはず。ただし、高めの音を出すこと。(軽声ぽく高い音を出すイメージを!で表現している。)
七 qi ・・・チーではなく。チッ。これは低め。
八 bɛ ・・・軽声で北京語読み。これも低め。
九 gao1 ・・・まんま北京語の高の音。だが、1声ほど高くはならない。弱い1声と呼ぼう(北京語の1声は高いので、11で表すことにしたい。)
十 θei ・・・軽声ぽく。

  • 100以降の表現

百 ba4 ・・・バイではなく、バア。
千 qian4 ・・・北京語では千は1声で発音するが、福清话では音が下がる。4と表記しているが、北京語のように高いところからすごく下げるような音ではない。日本語で普通にせんというときのおとの下がり方で、qianといえばいい。これを弱い四声と呼びたい。弱い四声は調値は、˥˧(53)である。
万 wan ・・・北京語同様。もしかしたらこれは福清語ではまた別にあるのかも?
亿 ei3 ・・・北京語ではyi4だが、福清ではei3となる。
兆 zao44 ・・・北京語ではzhao4なので、単純に北京語が訛っているだけである。福清語として別の表現があるかもしれないが、不明。

  • 11以降の発音

わざわざなぜ十一以降の発音を書くかというと、結構連結して違って聞こえる場合が多いからである。

十一 θe-i ・・・θeiとeiで、θe-i。日本語だと、セーイ!という感じ。
二十 nei l(θ)e ・・・ニーレ。neiだが、ネイというより、あと二文字が続くと、に~という感じの音に変わる。そしてθもlの音に変わる。
二十三 nei(θ)eθan44 ・・・ニーエサンという感じ。十のθ音は消える。
三十 θan1 n(θ)e ・・・サンレという感じ。θはn音に変化する。
二百 nan m(b)a- ・・・ナンマーという感じ。bはn音に変化する。実はここでは二の発音が、後述する順序数のものに変わっている。百以上に続く場合は、順序数になる。
一千 θu qian ・・・スーチエンという感じ。ここでは一の発音が、順序数のものに変わっている。
(百以上の数が続く場合に順序数になるのは、普通話と同じである)

  • 順序数と集合数

さて、ひとつ、ふたつ、と日本語で数えるとき、これを順序数と呼ぶ。
いち、に、と日本語で数えるとき、これを集合数と呼ぶ。

このように順序数と集合数で数え方が異なる言語は結構ある。英語でも、集合数でone,twoと言っていたものが、順序数ではfirst,secondとなる。それでは中国語はどうか?ご存じのとおり、中国語では、二の呼び方が異なる。

集合数では、二はer4と発音するが、順序数ではliang3となり、两と書く。漢字が異なってくる。
さて、一は順序数と集合数で違いはないのだろうか?実はある。一月は、yi1yue4と発音する。普通一の発音は後者が4声の時は2声に変化する(例:一共:yi2gong4)のだが、一月だけは頑なに一声をつらぬいている。実は一月の一が順序数であるからに他ならない。

話が脱線するがここで一月が集合数か順序数かどうか厳密に決められないと思った人は鋭い。そのとおりで、たまたま順序数という認識が色濃かったためにこうなったということだと思う。

さて福清话ではどうか?結論をいうと、一と二の発音が変化する。

集合数:一 ɛ 、二 nei44
順序数:一 θu 、二 nan1 (前述した、弱い1声)

月は、ŋuo ・・・五と同じ発音かもしれない(未確認)声調は不明。

  • お金関係のことば

さて中国語の口語では、一元のことを一块という。块は福清话では、doi4と発音する。

例えば、一百块 θuba4 l(d)oi3 と発音する。さて何の前提もなく、l(d)oi3と書いたが、福清語ではこのように d音が前の音に影響してl音に変わることがある d→lの変化と呼びたい。この変化が起きている部分は、l(d)のように記載していきたい。 実際の音(元の音)という要領だ。

次に 二百块 は nan1 m(b)a4 l(d)oi3 となる。bが前のnに影響してmに変わっている。b→mの変化と呼ぼう。

  • 年号

二〇〇八年は、ni- kuan kuan ba- nian のように読む。